Paste (JA)
3.1.7 ペースト
ペースト - システムのクリップボードを使ってテキストをペースト(挿入)します。キーボードでテキストを一文字ずつ入力する代わりに、このコマンドはテキストをクリップボードにコピーし、Ctrl+V(Mac OS XではCommand+V)を押してシステムの貼り付けアクションをトリガーすることをシミュレートします。これは、キーボードからテキストを入力するよりもはるかに高速です。Type/Typeline.
このコマンドは、以下のようなクリップボード操作をサポートしている接続を対象としています。local のようなクリップボード操作をサポートしている接続を対象とします。それ以外の接続の場合、コマンドは黙ってTypeコマンドの機能に戻る。
SYNOPSIS
paste <text>[wait=<time>] [count=<number>]
* 赤は必須パラメータを示す。
オプション
text
-貼り付けるテキスト。テキストにスペースまたは等号「=」が含まれる場合は、二重引用符で囲む必要があります。 「これはスペースを含むテキストです。」テキストに二重引用符文字を含める必要がある場合は、その前にバックスラッシュを置きます。 「これは二重引用符 - \"" です。バックスラッシュの後に二重引用符を表示する必要がある場合は、「\\"」を使用します。 "これはバックスラッシュの後に二重引用符が続きます - \\""。
サポートされているテキスト文字は、デスクトップクライアント(プロトコル)によって制限されます。たとえば、RFB(VNC)プロトコルは、Latin-1(ISO 8859-1)文字セット以外の文字を転送できません。逆に、ネイティブJavaクライアントは、文字セットに関係なく、ローカルのキーボードで生成できる文字だけを転送することができます。詳細については、特定のクライアントのドキュメントをお読みください。
wait=<time>
-テキストが貼り付けられた後の待ち時間。これは、次のコマンドが 'Wait %26lt;time%26gt;' であった場合と同じ効果を持つ。値はミリ秒数か有効な値でなければならない。Time Values.
count=<数値>
-コマンドを何回繰り返すか。デフォルト値は1 (1回だけ貼り付ける)。
戻り値
コマンドは成功すると0(ゼロ)を返し、I/Oエラーなどで失敗すると1を返す。
例
Paste "hello world!"
-'hello world!' を貼り付ける。